- 空港での外貨両替はどこがお得?
- レートを見比べるのが大変だし、難しい。
- 外貨両替のお得な情報を知りたい。
「外貨両替」と聞くとレートや手数料の把握、またどこで両替をすればいいのかなど難しいと感じることも多いですよね。
私自身も旅行に限らず留学やワーホリの際は、なるべくお得に外貨両替ができないか、わからないながら調べていました。
日常的になじみのない外貨両替は、レートが日々変わること、また両替できる店舗の多さもあり信頼できる情報がないと、確実にお得な両替をするのは難しいです。
そこで今回は筆者が外貨両替専門会社の空港店舗で働いていた経験を活かして、元外貨両替スタッフがどういう方法でお得に外貨両替を行っているかお伝えしていきます。
また空港内でどの店舗が一番安いのかも、レートを実際に比較して解説していきます。
- 空港内の外貨両替所で、レートが一番安い場所がわかる
- 外貨両替スタッフが激推しする、最もお得な外貨両替方法がわかる
目次
空港での外貨両替もうやめて
空港での両替について
まず外貨両替スタッフとして、空港での両替はおすすめできませんが、今回は「空港でどうしても両替が必要!」という方に向けて、空港内でお得に両替ができる店舗を紹介していきます。
そもそも空港の両替がお得じゃない理由は、
- 空港の外貨両替所の両替レートは「割高」
- 街中の両替所やネット両替と比べると、レートが安いとは言えない
- 高額の両替は、1時間以上の時間がかかるケースがある
からです。
まだ出発までに余裕があるという方は「その他|両替レートを安くする事前両替方法」の「wise(ワイズ)」と「外貨両替ドルユーロ」を使った外貨両替方法を確認してみてください。
空港での両替がどうしても必要な方は、このまま読み進めてください。
空港の外貨両替所の種類は、大きく分けて3つ
国内空港での両替方法は、大きく分けて3つに分けられます。
- トラベレックス(筆者元スタッフ)
- 空港直営の外貨両替所(空港によって有無あり)
- 空港に入っている各銀行窓口
この中で安いのが、2の直営店か3の各銀行窓口です。
セントレア空港(中部国際空港)の主要通貨のレートで比べてみました。
レートを見てわかる通り、韓国ウォン以外は「銀行」か「空港直営店」の外貨両替所が安いです。
もちろん時期や時間帯にもよりますが、表を見てもらうとわかる通り
- トラベレックスは、我が道を行く
- 銀行は、決められたレートで出す
- 直営は、銀行より0.1円安く設定することで集客
という感じです。
私が働いていたトラベレックスも他店のレートを見比べる作業があるので、直営も他企業と比べ、一番安いように他店と見比べ設定しています。
空港両替店舗で両替レートを値切る方法
先ほど銀行や空港直営店が安いと提示しましたが、実はトラベレックスのレートが一番安くなるパターンもあります。
それは値切ること。
電気屋とかでもこのテクニックを使う方もいますが、他の店舗と値段を比べ「これより安くしてほしい」と値切る方法です。
特にトラベレックスは大きな金額を両替するときは、5万、10万、20万などのレベルに合わせてレートの割引適用ができる場合があります(店舗により異なる)
また持っているクレジットカードなどの特典でレート割引が適用になることもありますが、正直微量の割引のため期待することはできませんので、トラベレックスを利用する際は高額両替の時のみがおすすめです。
トラベレックスでは、お客様に良いレートで交換してもらうために、「いくら以上なら割引レートで交換できます」などお声かけをすることがあります。
私たち両替スタッフは会社のただのいちスタッフにすぎないため、基本的に何の条件もなしに(少額の両替などで)勝手な値引きはできませんが、両替金額によって特別レートでのご案内ができることもあります。
値引きが適用されるパターンとして
- 両替合計金額を上げる
- 比較した他店舗の両替金額を明確に提示する
この2点です。
一定金額以上の両替をしてくれる方は、通常表示レートより特別レートでご案内できるという内容です。
たとえば5万円を両替予定だったけど、「10万円に引き上げてくれればこのレートで他店舗より安く両替します。」という提示方法をとっています。
この方法を使って、より安いレートで両替交渉を行うこともできます。
値切り交渉の注意点
- 10万円以上の高額両替の場合に、適用されることがほとんど。
- 少額の場合は、銀行か直営店での両替が安い。
- トラベレックスで交渉しても安くならないなら、素直に銀行か直営で交換。
また、安くならないからといって目の前でいくら粘っても安くはなりませんので、、、断られたら素直に一番安い両替所で交換しましょう!
空港での外貨両替は安くない
ここまで紹介した両替方法は「今すぐ空港で両替をする必要がある!」という方だけにむけた方法です。
基本的に私たち外貨両替スタッフは、空港で外貨両替をしません。
空港や現地ホテルでの両替は、手数料が普段よりも多く上乗せされていることがほとんどだからです。
まだ出発までに余裕がある方は、今から紹介する2つの両替方法もチェックしてみてください。
その他|空港で両替より”確実に安く”外貨両替をする方法
出発までまだ余裕があるという方は、空港での外貨両替を検討せず、事前両替が断然お得です。
- 空港での両替はあくまで、「今から出発するので、今両替が必要!」という方だけにおすすめ
- 空港内の両替所内で一番レートが安くても、そもそも空港店舗でのレートは安いわけではない
- 出発までに数日でも時間がある場合は「WISE(ワイズ)」、もしくは「外貨両替ドルユーロ(宅配注文)」が圧倒的にお得!
先ほども話したように、空港内やホテルでの両替は手数料がかなり高いです。
出発までに時間がある方は、今回紹介する最安値の事前両替を検討してみよう!
元外貨両替スタッフが激推しする「Wise(ワイズ)」
まず一番レートが安いのが、Wise(ワイズ)の送金を使う方法です。
どこの両替会社を見比べても、Wiseは手数料が少なく圧倒的な安さで両替が可能です。
表を見てもらうとわかる通り、圧倒的なレートの差があります。
高額になるにつれてより大きな差になるので、このレートの差は見逃せません。
注意点
- 海外渡航前に本人確認をしておく必要がある
海外渡航前に少額でもいいので送金を行い、本人確認を日本で済ませておく必要があります。本人確認はマイナンバーカードを使って行う為、転出届を出してしまうとマイナンバーがなくなってしまうので渡航前に少額でも送金手続きを行っておくと現地で慌てずに済みます。 - 二段階認証はアプリ認証へ変更しておく
また二段階認証は「アプリ認証」に変えておきましょう。
デフォルトの二段階認証設定は携帯番号で認証がされます。
海外渡航をする際に携帯を解約して番号を使えなくする方も少なくありませんので、海外に行ってから番号が使えず認証できない!という事態を避けるため、渡航前にアプリ認証に変更しておくことをおすすめします。アプリの二段階認証への変更方法
設定画面で「Wiseモバイルアプリで」となっていればアプリ認証に変更されてます!
対応通貨のなかで、送金元送金先が可能な通貨は24通貨。
その他送金先として送金のみが可能な通貨は、27通貨になります。
詳しい取り扱い通貨については、Wise公式サイトで確認しましょう!
下記URLより送金手続きを行うと、最大75,000円までの送金手数料が無料になりますので、必要な方はご利用ください!
WISEの両替お得情報
現金両替なら「外貨両替ドルユーロ」
「Wise」の次にお得なのが、「外貨両替ドルユーロ」です。
ユーロ・アメリカドルは、どの時期も時間帯も空港とほとんど変わらないレートですが、その他の通貨はやはりWiseかドルユーロでの両替がお得です。
外貨両替ドルユーロは宅配の外貨両替サービスで馴染みのない方も多いかもしれませんが、速達に対応していたり、3時までの注文であれば当日発送が可能なので急ぎの場合も数日で外貨を受け取ることができます。
また「郵送で大丈夫?」と感じる方もいると思いますが、必ず「書留発送」で注文後は追跡番号のお知らせが送られてくるので安心して到着を待つことができます。
不在の場合は不在票がポストに投函され、ご自身の好きなタイミングで受け取ることも可能!
Wise(ワイズ)の安さには劣りますが、空港店舗と比べるとかなりお得に両替ができ、お客様の口コミが2000件を超えるなど、レートの安さのみでなくサービス面でも大きな満足を得ている両替会社です。
注意点
- 当日受取はできないため、外貨両替まで最低2日間は必要
対応通貨は17通貨(通貨は外貨両替ドルユーロにて確認ができます)
外貨両替ドルユーロのお得情報
まとめ|事前両替が一番安い。空港での両替なら銀行か直営店がいい
空港で両替をする場合、
- 空港直営店 か 各銀行窓口が安い
- トラベレックスは、高額料金の際に割引適用になることが多い
また、ここで紹介した空港での両替は、すぐに出発をする方もしくは、空港で両替する必要がある方におすすめの両替店舗です。
出発までに時間がある方は、
説明でも見ていただけたように、レートを比較するとかなりのレートの違いがわかりますよね!
旅行だけでなく、留学やワーホリをする予定で、高額両替が必要になる時は さらに大きな差になってくるので是非Wiseやドルユーロを利用してみてください。
記事内で紹介した割引情報
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