- ワーホリ経験は履歴書に書くべきですか?
- どのように記載すれば良いかわからない。
- 就職に有利になるような履歴書が作りたい。
今回はワーホリ後の就職に必要な履歴書についてお話ししようと思います。
ワーホリ(ワーキングホリデー)後の再就職に必要な履歴書。
ワーホリの経験で空いた1年は、どのように書けばいいのか迷いますよね。
私自身もオーストラリアで1年間過ごした後に日本での再就職のため、ワーキングホリデー経験をどんな形でアピールをすればよいのか悩んだ記憶があります。
それでもたくさんの方のアドバイスを受けながら、結果的に2度のワーホリ後 スムーズに就職をすることができました。
同じ悩みを持った方がワーホリ後の再就職を成功させるために、私の経験を踏まえながら履歴書の記入方法を説明していきます。
最後には、面接官から実際に聞かれたワーホリに関しての質問も載せていますので、あなたならどのように答えるか考えてみてくださいね!
目次
1.ワーホリ経験を履歴書に書く方法
履歴書への書き方
会社を辞めてワーキングホリデーに行った方は、職歴欄に記入すると企業側も時系列が理解しやすいです。
このような形で「一年海外にいましたよ」と書けばシンプルでわかりやすいです。
職務経歴書への書き方
履歴書に書いているのであれば職務経歴書に書く必要はありませんが、英語スキルの証明のために持っている検定のアピールは忘れずに!
履歴書の検定欄がある方は、そちらでも大丈夫です。
例にはないですが、TOEICの点数も一緒に記載すると尚良しです!
そして、もしワーホリ先でアルバイトをしていた期間があり、その仕事が日本での就職に関連付く業種であれば他の職歴と同様、職務内容を書いておくと良いアピールに繋がります。
関連のある仕事であれば、たとえアルバイトだとしても立派な経歴には変わりないので、自信をもって職務経歴書に記載してください。
語学学校名も記載する
ワーホリ中に語学学校に行く方は、学歴の欄に学校名と通った期間を記入しましょう。
ワーホリ期間の数カ月間だけ通っていた方も、下の画像のように学歴欄には学校名と通った期間、1年の滞在期間は概要欄に書くなど、海外での滞在期間と学校滞在期間を書くとわかりやすいです。
2.ワーホリ後の再就職を成功させる履歴書準備
履歴書と職務経歴書を準備する
まず基本的な準備は、履歴書と職歴書の両方準備することです。
アルバイトのように履歴書だけではなく、ほとんどの企業からこの2つの書類が求められます。
- 履歴書は、個人情報が含む一目で経歴や資格がわかる書類
- 職務経歴書は、主に今まで経験した職種の詳しい概要やあなたのスキルをアピールする書類
日本企業は今でも、いわゆる「空白期間」を嫌う傾向があり、何もしていない期間があると面接で突っ込まれることもあります。
ワーキングホリデー期間が空白期間としてカウントされないように、履歴書や職務経歴書に記載するとことを忘れないようにしましょう。
英語力証明の記載も忘れずに書く
一番大切になる部分です。
海外に行っていたこともあり、英語力を自然と求められてしまうことが多いです。
書類選考の時からしっかりと英語力をアピールできる資格を持っていると、再就職はより有利に働きます。
3.履歴書にワーキングホリデーについて書かないほうがよいパターン
空白期間を作らないために、履歴書や職務経歴書にワーキングホリデーのことを記載することをおすすめはしていますが、書かないほうが良いパターンがあります。
それは、『ホリデー(休暇)として現地で働かず本当の休暇・休養としてワーキングホリデーを利用した』パターンです。
ワーキングホリデーは名前にもホリデーとついている通り、休暇としても使える自由度の高い海外滞在制度です。
そのため旅行や少しの休暇として使う方もいます。
学校も行かず、働かず、長めの旅行として利用する場合は履歴書に書く必要はありません。
もちろん休暇での海外滞在でも、素敵な体験や自己の成長も大きくあると思いますが履歴書には書かず、空白期間について面接で突っ込まれることがあれば素直に答えれば良いです。
4.ワーホリ後の再就職面接で実際に聞かれた4つの質問
質問1:ワーホリで学んだことは何ですか?
外資系企業と日本企業どちらの企業でも聞かれた質問です。
超がつくほど適当人間の私ですが、こんな私でさえワーホリでは学んだことは山ほどあったので、答えに困らないよう準備をしていました。
海外で暮らす経験では毎日が大きな学びに繋がります。突然聞かれると何をどこから説明してよいのか迷ってしまうので、事前に答えをまとめておきましょう!
ワーホリの中で自分を大きく成長させてくれた物事をよく思い出し、簡単に短く答えられるようにしておくのがおすすめです。
ポイントは、結果から話すこと。
ストーリーを長々話すのではなく「○○が自分を一番成長させてくれました。」と結果を話して、その後にどんな出来事からそう思ったのかを述べると伝わりやすいです。
質問2:英語は話せますか?
この質問は、ワーキングホリデーに行ってから面接でほぼ必ず聞かれるようになりました。
正直聞かれすぎているので、ワーホリに行って英語が喋れず帰ってきた方は、履歴書にはワーホリのことは記載しないほうが良いと私は思っています。
冒頭でも話していた通り、長期で海外に行っていると必ず英語ができるようになって帰ってくると90%の方が思っているのが現実。
「英語が喋れますか?」と聞かれたら、即答で「はい!」と答えられるように、英語力はなるべく磨いておいたほうが無難です。
質問3:海外滞在中に苦労した事を教えてください
海外で問題に直面した時にどのように解決したのかを遠回しにきかれているパターンです!
実際に苦労したことから、どのようにして良い方向に物事をもっていったのかを話せると良いです。
スムーズに答えられるようにするには、苦労をしたことと、その苦労をどのように乗り切って何を得たのかを簡単にまとめると、面接でも焦らず答えられます!
あなたの言葉でいいので、しっかりと紙に書きだして整理しておこう!
質問4:現地では働きましたか?
ワーキングホリデーの制度を知っている面接官だと、このような現地の就業について聞かれる方がいます。
その際は正直にどのような業種で、どんな仕事内容だったかなどをお伝えしてください。
正直私は誇れるような職に就いたわけでもなかったので自信はありませんでしたが、英語をちょっとでも使う場面があったりなど就いた職の中でいい部分をピックアップしてアピールできれば十分かと思います!
また海外で経験した職種が、日本の再就職で応募した職種に近い職種であれば、海外就業経験からどのような貢献が仕事でできるかを話せると、よりワーホリ経験を活かせているなと感じます。
5.履歴書も大事だけど、やっぱり英語力が大事
ワーホリ後の再就職に役立つ、履歴書の書き方を紹介しました。
そこでワーホリ後の就職を成功させるために、私が一番役立ったと感じた「英語力」について少しお話させてください。
よくある質問でもあった通り、ワーホリ後の面接では「英語力」に関する質問をされることが多いです。
実際の業務では英語は使わないけど、面接官の興味本位で聞いてくるパターンも何度かありました。
2022年の現代ではグローバル化も進んでおり「英語が話せるのが当たり前」という風潮もある中、まだまだ英語を使える人材は重宝されると私自身は感じています。
ワーホリに行った方にはぜひ(絶対に)英語力でアピールできるようになってほしいと思っています。
あなたの英語力の助けになる3つの記事を紹介しますので、この記事と併せてチェックしてみてください!
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私のワーホリ帰国後のTOEICスコアは460点。長期で海外にいたにもかかわらず、かなり低い点数に落胆した記憶があります。
その後日本で勉強して300点アップに成功しました。
すでに日本に帰国している方でも、まだまだ挽回できますので、ぜひ私の勉強方法を参考にしてください。
6.まとめ
ワーホリ後の再就職
- ワーキングホリデーを空白期間にはしないように履歴書や職務経歴書に記載する
- 語学学校に行っていれば、学歴へ学校名を記載する
- 英語力証明になる資格取得を忘れないこと
最後には、面接で私が実際聞かれたことを紹介しました。
急に聞かれて焦ることの内容に、自分が海外で得てきたことをまとめておくだけでも面接がスムーズにいくようになります。
今からワーキングホリデーに行く方は、1年後(帰国時)のことも考えながら現地で行動できると日本に帰ってからの就職も本当に楽になります!
―END-