- 留学に年齢制限はあるの?
- 留学先でた生徒との年齢差が気になる
- 年齢制限がある留学制度があるってホント?
実は「留学」に年齢制限はなく、子供からシニアまで海外留学をすることができます。
今までのように「留学は学生がするもの」というイメージがだんだん薄れ、今は赤ちゃんから社会人、
そしてシニア世代まで参加できるプログラムがたくさん存在しています。
そんな中でも、留学に年齢制限があると耳にするなど、まだまだ年齢に関する心配をされる方は多くいます。
そこで今回は年齢制限がある留学システムや、自分に合った留学方法をみなさんが見つけられるよう様々な留学制度を紹介していこうと思います。
1.留学に年齢制限はない
はじめに書いた通り、留学に年齢制限はありません。
現在は親子留学やシニア留学まで幅広い年代の方が留学に参加しています。
しかし1つだけ留学に似た制度「ワーキングホリデー」には年齢制限があることを知っておきましょう!
唯一年齢制限のあるワーキングホリデー
ワーキングホリデーとは、日本国籍の日本に在住している 18 歳から 30 歳までの人を対象に、
26カ国の協定を結んだ国で観光、就学、就労ができる特別な制度です。
ワーキングホリデー制度は下記のように、年齢制限が設けてあります。
ワーキングホリデーについて詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてください。
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2.留学生の平均年齢は10代後半~20代前半
語学学校に通う留学生の平均年齢も気になりますよね!
不安にさせるつもりはありませんが、やはり語学学校に通う生徒の平均年齢は若いです。
10代後半~20代前半が平均の年齢だと言えます。
大学からの交換留学や長期休暇を使って学生が留学をする割合が多いことで平均年齢は若くなります。
しかし今では、いろいろな留学スタイルが選べるようになり、社会人やシニアの留学もかなり増えてきています。
3.30代40代が年齢を気にする理由と解決策
30代40代の方が留学をするのに年齢を気にする理由は主に4つあります。
年齢を気にする理由
- 語学学校に入学できる年齢制限があるのかが心配
- 若い生徒と一緒に仲良くできるのかが不安
- 自分だけが年上だったら気まずいと感じる
- 帰国後の不安が大きい
このような理由で30代40代からの留学にためらいを持っている方は多いです。
解決策
真実をお話しすると、海外では良い意味で日本ほど他人の年齢は重要視されません。
全く重要視されないかと聞かれると、そうではありませんが、日本よりは確実に年齢の認識が薄いです。
私の場合ですが、留学中に年齢を聞かれた記憶がほとんどありません。
始めに話した通り、留学に年齢制限はないので語学学校には全世界からいろんな年齢の方が集まります。
誰が何歳であろうと一緒にランチをしたり、放課後も気の合う子同士で遊びに出かけていました。
私が参加していたクラスでは40代~50代の方もいました。夫婦で参加していた海外の方もいましたよ。
海外では「この人が何歳か」ではなく「この人はどんな人か」を重要視しているように感じました。
もちろん不安になる要素はそれ以外にもあるとは思いますが、日本人特有の年齢を気にしすぎることについては心配するほど無駄かも、、、
次は30代40代で留学に参加するメリット・デメリットもお伝えします。
4.30代40代で留学するメリット・デメリット
メリット
- 就学経験がある為、実際に使える英語を身につけやすい
- 自分の得意分野やスキル別に学校を選ぶことができる
- 留学費用に余裕があり、心にも余裕のある留学ができる
- 英語力向上で帰国後や今後のライフスタイル・キャリアの幅が広がる
社会人経験がある方の留学は、思っている以上に強いです。
英語にも種類があり、試験対策なのか喋りに特化したプログラムなのか、それともビジネス英語なのか。
社会人にとっては、”どんな場面で英語が使いたいのか”がイメージしやすいので、英語の学習ポイントがわかり習得しやすいです。
そして社会人を長くやっていることから学生の方よりも金銭面で余裕ができています。
現地で好きな事に挑戦できたり、旅行をしたりと比較的自由に身動きが取れるのも大きなメリットです。
デメリット
- 退職や休職をする必要がある
- 海外生活になれるのに時間がかかる
- 必ずしも留学後の就職が成功するわけではない
社会人の方は中期や長期の留学となると会社を退職・休職する必要があります。
そしてある程度の生活スタイルが決まってきている社会人は、海外での生活を始めると日常の変化が大きく感じられ、海外生活に慣れるのに時間がかかる方もいます。
日本に帰国後の就職に関しても、確実に良い転職ができるわけではないので今のキャリアを一度手放す覚悟が必要になります。
5.年齢別でみる留学制度一覧
ここでは、年齢別で参加ができる留学の種類を紹介します。
- ジュニア(未成年)
- 18歳以上~20代
- 30代・40代
- シニア
の4世代に分けておすすめの留学制度を紹介していきます。
ジュニア(未成年)におすすめの留学制度
- 交換留学
- サマーキャンプ
- 親子留学
- 正規留学
未成年の留学で多いのが、交換留学や正規留学です。
現地の学校に一緒に通うことで単位取得、卒業を目的とした留学になります。
小さいころから日本と違う文化に触れることによって、英会話だけでなく自ら問題を解決する力や多国籍の中で調和性を身につけられます。
18歳以上~20代におすすめの留学制度
- 正規留学
- 交換留学
- 語学留学
- ワーキングホリデー
- インターンシップ
- 海外ボランティア
- MBA留学
高校卒業した大学生は正規留学、いわゆる現地の大学に通って勉強をする方もいます。
日本での就活を考えていても海外留学で専門的スキルを身につけることができ、同時に英語力の向上も見込めるので即戦力に近い力を身につけて帰国する方もいます。
社会人の方もワーキングホリデーで海外就業をしたりなど、この年代からはより多くの選択肢があるので、自分に合った留学制度を選んでみてください。
30代・40代におすすめの留学制度
- 大学留学
- MBA留学
- 親子留学
- 語学留学
- インターンシップ
- ボランティア
- 国内留学
MBA留学は社会人経験と一定の英語力は必要になりますが、経営学が学べる留学制度です。
経営やお金に関するマネジメントが学べるので、30代40代で参加する方も少なくありません。
長い社会経験から、20代とは違った選択肢の幅が広げられる良い留学ができる年代だと私は考えています。
お子さんと一緒に親子留学で、夢だった留学を叶える方もいらっしゃいます。
30代・40代からの海外経験は「何をするにも遅いということはない」ことを教えてくれます。
シニアにおすすめの留学制度
- 語学留学
- 国内留学
- ボランティア
シニアの方も、語学留学が可能です!
まだ海外に慣れていなく少し心配という方は、国内留学から始めてはいかがでしょうか。
1年といった長期のプログラムから1週間のような短期まで、
様々な選択肢がありますのでお試しで国内から勉強を始めてみても良いです。
6.年齢ではなく、留学でもっとも大切な3つのこと
年齢を気にする気持ちはとても分かります!!!
しかし年齢を気にしすぎてもっと大切なことを見落としてしまっては、せっかくの留学生活が無駄になってしまうかもしれません。
私が留学に参加してわかった、留学で最も大切な3つのことを紹介していきます。
留学をするのに年齢より大切な3つのこと
- 目標や目標をしっかりと決めておく
- 十分な資準備をする
- 3ヶ月前から帰国後のプランを決めておく
まずは留学の目標や目的を明確に決めておきましょう!
「留学がしたい!」そう思ったきっかけは、誰にでもあると思います。
どんな些細なことでも紙に書き出してみることで、目標の再認識やモチベーションに繋がります。
そして十分な資金準備をしましょう!
現地では思わぬことでお金が飛んでいくことがあります。
私は日本で一度も携帯を壊したことがありませんでしたが、ニュージーランドに行って3ヶ月で携帯が真っ二つになったのを鮮明に覚えています!笑
急に旅行に誘われることだってあります。楽しむための余裕のある資金を準備しましょう!
最後に、帰国3ヶ月前から帰国後のプランを考え始めることをおすすめします。
帰国してから考えてもよいですが、何事も早い方があとあと楽です。
再就職はどんなところが良いのか、どんな職に就きたいのか。
はたまた違う国に渡るのか!留学が終わってもあなたの人生は続きます。
それでも、年齢が気になるならこれをやろう!
年齢を気にしていなくても、調べておいて損はないことなので参考にしてみてくださいね!
学校の年齢層を事前にチェック
語学学校では、年齢や国籍の統計を取っている所が多くあります。
学校を決める前に、対象の語学学校の年齢層を聞いておくとよいです!
自分が勉強環境に置きたい雰囲気の学校を選ぶ
学校によって、学校の雰囲気は少しづつ異なってきます。
エージェントに「学校がどんな雰囲気か」を聞いておきましょう。
年齢層の若い学校は、授業後のアクティビティが豊富だったり、と学校により特徴が別れます。
現地学校の様子になるので、現地オフィスを構えるエージェントに聞くとより詳しい情報を得ることができますよ!
社会人専門の学校を選ぶ
社会人専門の学校と書きましたが、残念ながら社会人専門の語学学校はほとんど存在しません。
しかし、専門的スキルを身につけるクラスやビジネス英語に特化したクラスは比較的年齢層が高いのと、社会人が集まりやすい傾向にあります。
日本の大型連休を避ける
若い世代が多く学校に集まる時期は、日本のGWなどの大型連休や学生の夏休み・春休みになります。
私は語学学校に6カ月滞在しましたが、春休みや夏休みに差し掛かる時期に日本人学生の入学者数がグンと増えたのを覚えています。
「若い世代を少しでも避けたいな、」と感じている方は日本の連休・学生の春休み・夏休みを避けた時期を選ぶと良いです!
7.まとめ:留学に年齢制限は関係ない
留学に年齢制限はありません。
どの年代になっても学ぶ意欲があれば参加ができます。
この記事では、「留学で年齢より大切な3つのこと」と
- 目標や目標をしっかりと決めておく
- 十分な資準備をする
- 3ヶ月前から帰国後のプランを決めておく
そして、「年代別で参加ができる留学の種類」を紹介しました。
- 交換留学サ
- マーキャンプ
- 親子留学
- 正規留学
- 語学留学
- ワーキングホリデー
- インターンシップ
- 海外ボランティア
- MBA留学
- 大学留学
- 国内留学
記事内でもお伝え通り、
大切なのは、目標・目的をしっかり持ち自分のやりたいことを現地で実行・実現していくことです。
社会人だからこそ、30代40代だからこそ、海外留学で学べることはたくさんあります。
今後に活かせる良い留学ができるように、自分に合った留学方法を探してみてくださいね!
―END―