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英語力ゼロでワーホリ|出発前にできる「話すため」の英語勉強法

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【英語力ゼロでワーホリに行った私の話】の記事に引き続き、

 

この記事では英語力ゼロでもワーホリに行きたい!という方に、出発前に最短で英語力をつける「話すための英語勉強法」を紹介していきます。

 

日本で習った勉強方法ではなく、常に英語を口にして勉強していくため、最初は「疲れた。難しい。」と思う方も多いですが、現地でさっと英語を使えるようになるにはこの方法が一番効きます。

 

ぜひ実践してみてください。

1.英語力ゼロの人がワーホリ前に最短で英語力を上げる勉強法

今の時点で英語力ゼロでも、日本いる間に少しでも英語力を上げていければ、現地の生活がグンッと楽になります。

 

初めてワーホリをする方は気づきにくいポイントですが、現地に行ってから勉強を始めると英語学習で大切な「インプット量」が足りず、外でのコミュニケーションに苦労することがあります。

 

またワーホリ中は、一から生活を作り上げていく必要があるので、意外と勉強に注力を注ぐ時間がとれないという方もいます。

 

【英語力ゼロでワーホリに行った私の話】で紹介した「英語が話せない悪循環」をなくすために、できるだけ日本にいる間に英単語やフレーズを「インプット」していくことが大切です。

 

説明が遅れましたが、「インプット」は英語の単語やフレーズを自分の中に入れること。

 

また「アウトプット」は、話したり書いたりする、実際に英語を使うことを意味します。

 

当たり前ですが海外に出ると、日本よりアウトプットの場はたくさん作ることが出来ますよね!

 

そこで日本にいるうちに基本的なインプットをおさえておくことで、現地に着いてからすぐにアウトプット(使って慣れる)練習ができるので、とても効率がいいです。

 

インプット学習は学生の時の苦い思い出がある「英語勉強のイメージ」がある方も多いかもしれませんが「話すためにするインプット勉強」を意識していくことで語学勉強の楽しさも増していきますし、なにより語学力上達がとても早くなります。

 

勉強を難しく考えすぎず、「話すための英語勉強」を意識して語学勉強を続けていきましょう!

 

それでは4つの区分に分けて、ワーホリ前にできる効率のいい勉強法をお伝えします。

全てのステップは繋がっています。

手順に沿って学習をしていくことで自分の英語力がゼロだと感じている方も「話せる英語」を身につけることが出来ます。

1-1.中学英語の習得|話すための勉強法を知る

中学英語といっても、「目的語」「修飾語」みたいな用語を覚えるわけではなく、フレーズを覚えながら文法も身体で覚えていける練習をします。

 

ですので、ここで文法の参考書を購入するのは絶対NG!

 

参考書での練習は、ほとんどの場合「話すための英語勉強」ではなくなってしまうので要注意です。

 

まず教材として準備したいのが、英語フレーズがたくさん載っているフレーズ集です。

 

フレーズ集とは、日常で使うフレーズや単語が多く載っていて、本を見ながら話すだけで伝わる英語フレーズが集約されている本のこと(こういうのです▼)

フレーズ教材見本

 

文法を理解するという勉強法は、誰もがS+V+Oみたいな勉強をイメージしますが、今回は頭で理解するのではなく「使える英語」を学ぶために口や身体で覚える方法を使っていきます。

 

おすすめのフレーズ集はこちらの3つ

パターンで覚える英会話フレーズ2000

2000フレーズが収録されており、他フレーズ集と比較すると圧倒時に多いフレーズ数です!

「こうやって言いたいとき、あるある!」みたいな細かいニュアンスのフレーズもついてくるのがGoodポイントです!

基本の78パターンで英会話フレーズ800

特に初心者の方には、やり抜きやすい分量の本になっています!

解説がわかりやすく、かなり実践に近い内容が盛り込まれているのでおすすめです。

キクタン英会話【基礎編】

 

3冊ともあえて、カタカナでの読みの記載がないものを選んでいます。

 

ワーホリで使える英語を学ぶには、「カタカナを読んで、真似る。」ではなく、

「耳で聞いて、真似る。」が一番現地で伝わる方法だからです。

 

あとは、あなたが見やすいと思った本1冊だけ購入をしましょう。

 

また日本人の英語力の欠点として「単語は知っているけど、使い方を知らない」という点です。

 

日常会話は今まであなたが習ってきた単語を使いこなせるようになれば、完ぺきに話せるようになります。

 

実は日常会話では大した難しい単語は一切使っていないです。

 

ですが机に向かって暗記の勉強だけをしてきた私たちは、単語を「知っているだけ」「使い方」を知らない状態になっています。

 

そこでフレーズ集を使い、口で発してフレーズの反復練習をすることで、頭ではなく体に英単語やフレーズの使い方を覚えさせることができます。

 

「こんな簡単な単語!」と思っても、パッとその場面で口からでないなら知らないも同然なので、フレーズ集を使ってパッと英語が出るように繰り返し練習していきます。

 

練習方法がなとなく分かったところで、ここから実際に始めていきましょう。

 

1-2.音読|正しい発音練習(要反復練習!!)

フレーズ集を手にしたら、実際に音声を聞きながら英語を使うことにとことん慣れていきます。

 

海外に出ると英語を「書く」ことより、圧倒的に「話す」ことが多くなります。

 

まずは「話す」に注力を置いて、練習をしていきます。

 

step
1
練習するフレーズを選ぶ

自分の置かれるであろうシチュエーションをイメージして、フレーズをいくつか選ぶ

注意ポイント

フレーズ集に載っている全てのフレーズを、最初から全て暗記する必要はありません。
自分が日本でもよく使うフレーズ(使う頻度が高そうなもの)、もしくは海外で使うであろうな(知っていたら便利だろうな)と思ったフレーズをとことん練習していきます!

step
2
正しい音声を聞く

収録音声でフレーズ中の単語一つ一つの発音を聞く

step
3
自分で言ってみる

ここで気が付くのが、頭でわかっているけどスムーズに真似するのが難しいことです。

文を読みながら言葉にできない場合は、外で使うこともできません。

簡単な文からで大丈夫です。フレーズの一単語一単語を確実に正しい発音で発する練習を気長にしていきます。

練習のポイント

一気に音声を真似ると難しいので、一単語づつ練習をするのがポイント!

例えば下記の「How much does it cost?」を練習するとしよう。

  1. 音声を何度も聞いてから、「How much」までを、まずは練習。
  2. 「How much」がスムーズに口から出るようになったら「How much does it」まで練習。
  3. 慣れてきたら「How much does it cost?」で練習する。

長いフレーズになるにつれてスムーズに言えないことが多くなるので、ひとフレーズを一気に練習しないのがポイントです。

最初はいくつかに区切って練習すると、だんだんうまく発音できるようになるよ!

 

step
4
文章を見ないで言ってみる

文章を見ながら発生するのに慣れてきたら、今度は文章を見ず練習していく。

ここでつまづく場合は、再度文章を見て何度も練習すること!

文章を見ずにスムーズに言えるようになれば、頭で意味や英訳を考えなくても身体と口が覚えているので日常ですぐに使うことできるようになります。

 

まずは音読の4ステップを紹介しました。

 

とても簡単な手順だけど、英語に慣れるためにかなり大切なステップになります!

 

何度も何度も繰り返し練習をすることで

  • 英語のイントネーションに慣れる
  • 英語の単語単語の繋ぎの音に慣れる
  • 単語の本当に発音がわかる
  • 語彙力が伸びる

という多数のメリットがあります。

 

根気がいる練習だけど、絶対成果は出るから続けてやっていこう!

 

1-3.シャドーイング|本物の英語に触れる

今度はリアルな英語話者の速さに慣れるべく、シャドーイングを行っていきましょう。

シャドーイングとは、英語音声を影のように後から追いかけて復唱する発生練習法です。

シャドーイングをすることで、先ほどまでやってきたフレーズの音読とは違い、リアルな英語話者の速さに慣れることリスニングの強化単語単語の繋ぎの発音の改善、また語彙力アップにも大きく繋がります。

 

step
1
シャドーイング教材を見つける

私は海外ドラマが大好きなので、断然ドラマや映画派!NetflixやU-NEXTなど使いやすいサブスクを登録しよう。
※映画やドラマに見入ってしまう方は、おすすめできません。あくまでも「勉強」として映画ドラマを選ぶのが重要です(ここは自分に厳しくね!)

海外の方のyoutubeでももちろんOK!なるべく日常的な会話がある動画がおすすめ。

もし教材選びで迷うなら、シャドーイングに特化した教材アプリを使うのもありです。
その場合のおすすめは、断然「シャドテン」がおすすめ!

step
2
好きな場面や好きなトピックを選び、ひたすらシャドーイング

  • 初心者の方には難しく感じますが、まず音声をじっくり何度も聞く
  • 聞き取れる場合は、後に続いて繰り返し言ってみる
  • 音声をすべて聞き取れない時は、スクリプト(字幕)を見て単語やフレーズを確認
  • 文字を見ながら音声に続いて練習。慣れてきたら文字を見ずに再度シャドーイング

step
3
字幕を見ず、ひたすらシャドーイング

  • 英語の早さや発音に慣れてきたら、文字を見ずひたすらシャドーイング
  • わからない単語やフレーズがあったら、止めて内容と意味を確認
  • 字幕を確認し字幕を見ながらシャドーイング
  • 慣れたら、再度何も見ずシャドーイング

 

最初は「かなり難しい」と感じます。

 

しかし継続していくことで、現地で英語を聞いた時に「いつも練習していた普通の早さ」に聞こえるようになるので「早すぎて聞き取れない」という現象を格段減らすことができます。

 

筆者自身もシャドーイングでリアルな英語に日々触れることで、TOEICなどのリスニング音声はかなり遅いスピードで聞こえるようになりました。

 

シャドーイングの練習教材は、必ず日本語字幕/英語字幕がある物を選ぶようにしましょう!

 

映画やドラマでのシャドーイングは、日常で実際に使う英語がたくさん出てきてかなり勉強になります。
※見入ってしまう誘惑があるので、合う合わないは人によるけど。

 

ドラマ・映画はは難しいと感じる方は、先ほどもおすすめしたシャドーイング学習に特化した「シャドテン」のアプリを使うのもありです。

 

月額19,800円かかりますが、現地で語学学校に通うよりはるかにコスパはいいですし、7日間の無料体験も利用できるので「いつも英語音声の動画や映画ドラマを観ないから、教材選びに困る」という方にはとてもおすすめの教材アプリです。

そいえばシャドテンって音声添削が入るんだよね!
そう!シャドテンは一日一回自分の音声をプロが聞いて、添削しフィードバックを送ってくれるよ。

添削が入ることで、自分では気がつけない発音の間違いや癖を修正することが出来ます。

 

また「こうやって発音するともっとスムーズに言えるよ!」などネイティブのプロ講師から明確なアドバイスをもらるので、学習の大きなサポートにもなります。

 

映画やドラマは見入ってしまって、勉強にならない!って方は、勉強アプリおすすめです!

 

1-4.アウトプット|オンライン英会話etc...

最後のステップは「アウトプット」です。

 

出発前に音読からアウトプットまでを行う時間がない方も多いかもしれませんが、日本にいる間いに英語話者と少しでも話しておくのは、現地にいってもかなり役に立つのでおすすめ!

 

オンライン英会話で実際に会話をするという体験を積み上げていきます。(国際イベントがある地域であればイベント等でももちろんOK)

 

最近の英会話のいいところは、価格が激安なのに毎日利用できるところです。

 

主に毎日25分のレッスンができるスクールが多く、継続するために必要な「習慣化」がしやすい印象です!

 

英語の学習は週一回に1時間レッスンより、毎日数分の方が確実に成果がでます。

 

いきなり始めるのは不安があると思うので、無料体験を提供している筆者のおすすめのオンライン英会話を載せておきます。

オンライン英会話 月額(抜) 無料体験 スタイル 講師
ビズメイツ オンライン英会話 12,000円~ あり マンツーマン フィリピン講師
DMM英会話 6,480円 あり マンツーマン 世界123カ国からの講師
QQ English 2,680円~ あり マンツーマン フィリピン講師
EFイングリッシュライブ 8,900円 あり マンツーマン
グループレッスン
ネイティブスピーカーのみ

筆者自身、多くの英会話スクールの口コミなどをチェックしてますが、本当に継続して楽しく学ぶコツは、いいスクールを選ぶというよりいかに「合う講師をみつけるか」ということだとわかりました。

 

口コミなどでスクールを選ぶより、まずはスクールの無料体験を受けてみて、自分に合う講師を見つける方が学習が楽しくできます。

 

オンラインとはいえ、人対人なので、オンラインスクールは講師選びが大切です。

 

オンライン英会話でうまく英語力を上達させるコツ

  • 週に3回はレッスンを受けること
  • レッスン前の「予習」、レッスン後の「復習」は絶対にする
  • 音読やシャドーイングで単語やフレーズのインプットは継続する

オンライン英会話を使う場合は、週3回はレッスンを受けるようにしましょう!

 

英語の上達は継続ありきです。疲れない程度に!が重要ですが、レッスンは最低週3回は望ましいです。

 

またレッスン前後の勉強も忘れずに!

 

「レッスンを受けて満足!」という方がたまにいますが、レッスンでうまく発言できなかった単語やフレーズは授業後に調べて、次回までに言えるようにするなど英会話のアウトプットでできなかったことはレッスン後にインプットするようにしましょう。

 

そして最後は、音読やシャドーイングで語彙や使えるフレーズは継続的に増やすようにすること。

 

オンライン英会話に慣れてしまうと、授業を受けるだけで満足して勉強をしてる気になってしまう方が多いです。

 

インプットが欠けるとスキルが停滞していくので、オンライン英会話を使いながらもインプットの学習もしっかり継続していくのがポイントです!

 

2.まとめ|とにかく発声の反復練習が肝!

ワーホリの渡航が迫ってきているという方は、机に向かってもくもく勉強派NG!

 

英語を聞いて、口に出して、反復練習を繰り返すのが一番効率的です。

 

最初からたくさん練習する必要はない!毎日1時間じゃなくて、毎日5分を続けてみてね!

 

ここで紹介したサイトやアプリ

オンライン英会話スクール4選

END

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

リナ

--主にワーホリについて配信中--

20歳で初海外でワーホリを経験!!
私が初めての海外で感じた疑問や不安を
このブログで解決&回答しています。

【ワーホリ経験国】
・オーストラリア
・ニュージーランド
・カナダ (2023.05.15~)

【旅行で訪れた国】
オーストラリア、ニュージーランド
中国、香港、シンガポール、マカオ
インド、イギリス、フランス、スイス
アメリカ、韓国


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