今回は『英語学習』についての悩みを解決していきます!
- 「英語の勉強がどうしても続かない」
- 「洋楽から英語を学ぶのは可能なの?」
- 「洋楽で英語を学ぶ時におすすめの曲はなに?」
洋楽での英語の勉強は
- 「なかなか勉強が継続できない」
- 「好きな音楽で英語を学びたい」
と思っている方に最適な勉強方法です!
どうしても一般的な英語学習だけだと、飽きが早く継続が難しいです。
そこに「音楽」という要素を入れるだけで、モチベーションアップや日本人が苦手とするスピーキング&リスニングのスキルアップにもなるなど、大きなメリットを得ることができます。
今回は洋楽での英語勉強におすすめの曲10選を含め、
洋楽での正しい勉強法も解説していきます!
「英語の勉強が楽しい!」と思ってもらえるよう、
そして少しでも皆さんの助けになればと思っています!
目次
1.洋楽で英語勉強すると得られる4つメリット
洋楽で英語の勉強をすることで、嬉しいメリットがいくつかあります。
メリットを知ってから勉強に取り組むことによって、英語学習の効果がより大きくなります
メリット1:リスニング力・語彙力の強化
洋楽での勉強は、基本的に「聞く」をメインに勉強をしていきます。
洋楽からはリアルな英語の音を聞けるので、私たちが小学校から行ってきた勉強法と比べると
かなりのリスニング力強化が見込めます。
そして音があるからこそ、単語も覚えやすく脳に定着しやすいです。
私は数学の99を音楽で覚えた記憶があるのですが、洋楽での学習はそれと同じで
音で単語を覚えることができるので語彙力向上も期待ができます!
メリット2:発音やイントネーションの強化
洋楽での英語学習で日本人にとって、もう一つ嬉しいポイントは
「正しい発音が学べる」ことです。
そして、日本語にはない英語独特のイントネーションも学ぶことが可能。
もちろんイントネーションに関しては、音楽の種類や楽曲により異なりますが
発音練習には洋楽はもってこいの勉強法です。
メリット3:フレーズバリエーションの増強
洋楽の歌詞からいろんな言い回し、表現方法を学ぶことが可能です!
特にストーリー仕立てになっているミュージカル映画の楽曲からは多くのフレーズが学べます。
洋楽からのフレーズは感情を言葉で表しているので、日常でも実際に使えるフレーズを多く拾うことができ
英語フレーズのバリエーションも増やすことができます!
メリット4:飽きがこないので、継続できる
洋楽を聞くのが好きな方は多いですよね。
これを読んでいる方も「洋楽が好きだから、洋楽で英語を勉強したい」と思っている方もいるのでは?
実は語学の勉強では、いかにその語学に触れていられるか
そしてどれだけ継続して楽しく勉強ができるかがカギになってきます。
洋楽を使った英語の勉強は「洋楽」という楽しいジャンルを英語に組み合わせることによって
楽しく、そして勉強に飽きがこないようにすることができます。
「最近英語の勉強に飽きがでてきて、継続できそうにない。」という方には、特におすすめの勉強方法です!
2.洋楽で英語を勉強する時の注意点
しかし洋楽での英語勉強は、良いことばかりではありません。
今から紹介する3つのことには、少し注意して取り組む必要があります。
洋楽をメイン教材とするのは難しい
洋楽をメインに英語の勉強をすることはかなり難しいです。
その理由として、
- 文法が正しくない
- 普段使わない単語も多い
- 繰り返しのフレーズが多い
ことがあげられます。
洋楽での英語勉強は、
リスニング・スピーキング・語彙力・発音などの「勉強方法の一つ」と考えましょう!
文法の勉強には不向き
文法をしっかり勉強しようとしている方には、洋楽での英語勉強はおすすめできません。
歌詞によって「あえて文法を間違わせてる」こともあるので、英語の歌詞の文法が全て正しいとは限りません。
意識して聞かないと想像しにくいかもしれませんが
日本の曲の歌詞を見ても、文法がすべて合っている曲はなかなかありません。
それと同じく洋楽もアーティストの表現方法によって、英語の使い方が全く変わってきます。
「文法をしっかり学びたい!」と思っている方には、少し不向きな勉強法です。
聞き流すだけでは、勉強にならない
初心者の方で勘違いされる方も多いのですが、
洋楽を聞き流すだけでは決して英語の上達になりません。
日本の音楽をただぼーっと聞き流しているだけで、新しい言葉を学べたりはしないですよね?
それと同じで毎日聞き流すだけでは、成果は現れません。
これから紹介する「洋楽での正しい勉強ステップ」を参考に勉強してみてください。
3.洋楽を使った正しい英語勉強法5ステップ
ここから洋楽から英語を学ぶ方法を説明していきます!
やることは本当にシンプルで、いかに楽しく「反復練習」ができるかが勝負になってきます。
そして、注意点でも書いた通り、聞き流すだけでは英語のスキルアップには繋がらないので、今から紹介する5つのステップを参考にしてみてくださいね。
ステップ1:【一番大切】自分の好きな曲を選曲
ここが一番大切な部分です!
「自分の好きな音楽を選曲する」ことです。
せっかく音楽で学ぶのに、好きな曲でなければ楽しくないですし
普通の勉強と一緒で勉強が長続きしなくなってしまいます。
この5ステップの後には、私がおすすめする洋楽10曲を紹介していますが
必ずしもそこから選ぶ必要はありません。
もちろん私が選んでいる曲は歌詞が聞き取りやすく、英語が勉強しやすい曲を選曲していますが
自分が好きと思えない曲は、無理やり選ばないようにしましょう!
もう一度言います。
ステップ2:曲が決まったら、リスニングだけに集中
まずはリスニング「聞くこと」に集中して、何度も何度も繰り返し聞きます。
ここで注意は「聞き流す」ではなく、歌っている単語 一語 一語に集中しながら聞くことです!
ここで気が付いた方もいると思いますが
ステップ1で「好きな曲を選んでください。」と、繰り返しお伝えした理由はここにあります。
ステップ2から永遠と同じ曲をリピートして聞くことになるからです。
なのでステップ1の「好きな曲を選ぶ」が一番重要になってくるのです!
ここでの「聞きこむ」の目安は、次にどんなメロディーが来るのか鼻歌で歌えるレベルです。
でも忘れないでください!
「聞き流しは」絶対NG!!!
ステップ3:歌詞を見て口に出して歌う
ある程度覚えてメロディーの完コピ―ができたら、歌詞を見て口に出して歌ってみましょう。
メロディーだけよりも難易度が上がります。
そして、早い歌詞の部分は「連結」といって、一単語一単語が連結し聞こえずらい箇所もあります。
例えば、私が紹介しているDaniel Powterの「Bad Day」という曲。
”Where is the moment needed the most"という一番初めの歌詞ですが
下線の「needed」と「the」の間は連結があり、
「needed」の最後の"ed”は「the」と繋がり、ほとんど発音されていません。
needed the → needed the
ニーディッドゥ ザ → ニーディッダ
このように「ここ過去形だったのか」「ここにこんな単語があったのか」と、
わからなかった部分を一つ一つ確認していくと良いです!
ここでは単語の意味や、歌詞全体の意味について詳しく理解する必要はありません。
まず、どんな単語なのか、聞き取れない部分はどこだったのかを理解して
自分が歌いこなせない歌詞の部分や、発音しにくいか歌詞を繰り返し声にだして練習してみましょう!
ステップ4:わからない単語やフレーズの意味を調べる
歌詞を見て歌手と同じように歌えるようになってきたら
次は単語の意味・そしてフレーズの意味・歌全体がどんな歌なのかを理解していきます。
いろんな単語やフレーズの意味がわかってくると、よりその曲が好きになってきます。
ここで注意なのが、フレーズの理解です。
「単語それぞれの意味は調べてわかったけど、フレーズ全体の意味がいまいち掴めない。」そのように感じる歌の歌詞に遭遇する時が来ます。
私も初心者のうちは、単語は調べてわかるけど結局文の意味が分からん、、、そんなことが多くありました。
そのようなことが起こったときは「無理に理解しようとしない」ことが大切。
いろんな勉強を進めていく中で、次に同じ曲を聞いた時に「これこんな意味だったんだ!」と理解できる時が絶対に来ます。
今は無理してフレーズ全体の理解をしなくても大丈夫です!
それよりも歌詞に出てくる知らない単語を覚えたりする方が大切!
初心者の方はわからない単語が多くあると思いますが、全てを理解しようとせず、
一つでも単語が学べたら良しと思い継続してやっていきましょう!
ステップ5:歌詞を見ないで歌えるようになるまで聞きこみ歌いこむ
そして最終段階です。
歌詞の理解や単語の理解が何となくできたら、
さらに聞きこんで新しく学んだ単語を聞き馴染みの単語にしていくこと。
そして、一緒に歌って新しい単語を口にすることに慣れることをしていきます。
そうすることで今まで知らなかった単語やフレーズも、音と一緒に自然に頭に入ってきます。
例えその単語がすぐに使えなくても、他でその単語を耳にしたときに
「あ!これどこかで聞いた単語!」と気が付くことができます。
この5ステップでは、繰り返し聴く・繰り返し歌うをひたすら行ってください!
+αステップ:ライティングにも挑戦(できたらでOK)
ここでもう一つ上を行きたい方に、洋楽から英語のライティングの習得もできる方法を紹介します!
曲を聞いて、その歌詞を聞いた通りに書いていく練習をしていきます。
ステップ1~ステップ5まで終わった曲は、歌詞を知っているので簡単に感じるかもしれませんが、他の歌ならどうでしょう?
一度も歌詞を見たことがない曲を聞き取って全て書き取れますか?
英語の書き取りはもちろん、リスニングの練習にもなるので、ぜひお試しあれ!
そして5ステップまでやった曲でも「書く」となると、スペル間違えも多く発見できると思います。
歌詞を見てわかっているつもりの単語も、書いてみると「あれ、スペルわかんない、、、」となることもしばしば、、、
4.英語勉強におすすめの洋楽10選
それではお待たせしました!
私がおすすめする洋楽勉強におすすめの洋楽10選を紹介していきます。
1.Marry you (Bruno Mars)
ハワイ出身の歌詞 Bruno Mars
アメリカの英語は聞き取りやすいですが、ハワイなのか余計聞き取りやすいと私は感じます!
2.You Belong With Me (Taylor Swift)
アメリカの歌手 Taylor Swift
少し早い曲ですが、テンポ的に元気も出て恋愛曲なので日常的に使うワードもたくさん出ます。
3.The Best Day (Taylor Swift)
同じくTaylor Swiftの曲
4.Bad Day (Daniel Powter)
カナダ出身の歌手 Daniel Powter
この曲もゆっくり進んでいき出てくる単語も優しいので、練習しやすい!
5.Let It Go (Frozen)
「アナと雪の女王」から ”Let It Go” 有名ですね!
歌詞もシンプルで曲も知っている方が多いので、学び始めやすいです。
6.Start Of Something New (High School Musical)
ディズニームービー「High School Musical」の曲からの一曲
後半に向けて盛り上がっていくので、とてもすきな曲です。
デュエットなので聞き取りずらい部分もあると思いますが、勉強になる単語は多い!
7.This Is Me (Keala Joan Settle)
映画「The Greatest Showman」からの一曲
感情を表す単語が多く出てきて、最近の曲ですが新しい単語がまた学べました!
8.The Greatest Showman (映画 The Greatest Showmanから)
こちらも同じ「The Greatest Showman」からの一曲
大人数で歌っていますが、ミュージカル映画からの歌なのでストーリー建てになっているので理解できるフレーズは多いです!
9.Story Of My Life (One Direction)
イギリス出身の歌手グループ One Direction
勉強ステップでお伝えした連結がかなり多い歌詞です。
中級~上級向けです!
10.Get Back Up Again (Anna Kendrick)
映画「Trolls」からの一曲 ”Get Back Up Again"
歌っているのは、アメリカ女優の Anna Kendrick
感情を言葉で表した表現が多く、セリフが入っているのでフレーズとして覚えやすいです!
テンポも速く脳に刷り込みやすい!
まとめ:洋楽で楽しく継続できる英語学習を!
どうでしたか?
大好きな洋楽で少しでも、英語のスキルアップができたらそんな嬉しいことはありませんよね!
洋楽で英語を学ぶことは、本当に楽しく、毎日気軽でできます。
そして何度も言っていますが、必ず自分の好き洋楽を選んで挑戦してくださいね。
ここでは私のおすすめの10選を紹介しましたが、
好きな曲がなければ全く他のものを選んでも大丈夫です。
(なんせ私が実際に使っていた曲と趣味な曲を並べただけなので、、、申し訳ない)
とにかく洋楽での勉強は「好き」が一番のスキルアップに繋がります!
選ぶコツは、
- 少しでもスローペースな曲
- 自分が聞き取りやすいと思うもの
から選曲するのが良いですよ。
それでは、皆さんの英語力アップが楽しくできるよう!願っています!
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