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ワーホリ経験国→オーストラリア、ニュージーランド
いままで訪れた国→中国、香港、マカオ、シンガポール、イギリス、フランス、スイス、インド
- 旅行でフランスに行きます。現金はどのくらい必要?
- フランスではカードが使えると聞くけど、現金は必要?
- 現金しか使えない場所はあるの?
そんな疑問をもった方に向けた記事を書きました!
今年2020年の1月に、初めてのヨーロッパ旅行へ行ってきました。
両替スタッフをしていたこともあり、今までたくさんの旅行者の方とお話しする機会がありましたが、実際にカード社会と呼ばれる街でクレジットカードだけで旅行が完結できるのかをやっと実証することができました!
今からフランスに出かける方に、少しでもお役に立てる情報が伝えられたらと思い記事にすることを決めました。
コロナでまだまだ旅行には出かけられませんが、終息した後にフランス旅行で役立つような情報をお届けします。
1.現金は少額で十分!元両替スタッフが伝授フランスユーロ両替法
持っていく現金のベストな額は、約4,000円(約€30)
断言して言えます。ほぼ!ほぼ!現金使いません。
実際に私は1万円分(約€80)の現金を持っていきましたが、必死に現金を減らした記憶しかありません。
ほとんどの場所でクレカが使えるから、6日の旅行で多くても€40くらいで十分です。
フランスの9割の場所でクレカが使えます
フランスの9割のお店で、クレジットカードが使えます。
旅行で行くようなところは、ほとんど使えると思ってもらって大丈夫です。
薬局、スーパー、電車の切符、小さい駅の売店、カフェでも使えます。
クレジットカードのブランドは、VISAかMasterCardならどこでも使えました。
基本の買い物はクレジットで済ませることができます。
フランスで現金が必要な場所
私の旅行時に現金が必要になった場所は、洗濯をする時のコインランドリーだけです。
私のようにコインランドリーだけの利用なら、必要な現金の額は10ユーロ(一回の洗濯で5€くらいだから)ほど。
そりゃ、私の持って行った80ユーロは多すぎますよね。笑
コインランドリー以外で必要な場所は、
- 有料トイレ
- 出店や商店街の小さなお店(たまに)
です。トイレの小銭を考えると、6日の観光で10~20€あれば安全ラインです!
6日の観光で80ユーロは確実に多かった。
ここまで書いてきた通り、私が両替をしていった80ユーロは基本の支払いをくれかを使う人には多すぎます。
おすすめは、10~20ユーロです。
2.フランスユーロの両替は日本の<金券ショップ>でしよう
日本の<金券ショップ>での両替をおすすめする理由は、ヨーロッパで換えるより日本のがレート・手数料の共に安いからです。
加えて、安心、安全、事前に両替できることも大きなメリットです。
ユーロの両替は、現地の安い両替所と日本の両替所でそこまで大きな差はないことに実際に行って気がつきました。
旅行の時は、現地の両替ショップに時間と手間をかけて行くより、日本で手っ取り早く両替していくほうが良いです。
参考のために、日本とフランスで両替できる場所を載せておきます。
日本で両替できる場所
レート・手数料が安い順
- 外貨宅配サービス注文
- 金券ショップ
- 銀行
- 空港
外貨宅配サービス注文
ネットで外貨注文をし、自宅に外貨を届けてくれるサービスです。
店舗があるお店より、レートが安いです。
おすすめは【外貨宅配ドルユーロ】
しかし少額の両替は送料がかかってきます。10万円以上の両替から配送料が無料になるので、高額両替であれば外貨宅配サービスを使うとお得に両替できます。
10万以上の両替であれば、真っ先にネット注文にしましょう。
金券ショップ
私がおすすめした<金券ショップ>
新幹線や野球のチケットが安く買えるイメージの金券ショップですが、今ではたくさんの外貨を取り扱っているお店が増えました。
空港や銀行よりもレートが良いので、10万円以内の少額であれば<金券ショップ>での両替がおすすめ。
銀行
「銀行での両替だと安心」という理由で銀行で両替をする方もいますが、両替レートや手数料は高めです。
日本国内であれば、銀行でなくても安全ですし安いお店はたくさんあります。
安さを求めるのであれば、銀行は避けたいです。
空港
空港の両替所のレート・手数料どちらも市中店、金券ショップと比べると高いです。
同じ会社でも、空港の店舗と市中店(街中の店舗)とはレートが変わります。もちろん街中の店舗のがレートは安いです。
空港に入っている店舗は、高めと思ってもらう方がいいです。
どうしても空港での両替が必要であれば、空港直営の両替所が空港のなかではレートが安めです。
※空港直営店とは → 空港が運営している両替所(空港には通常違う会社もある場合がある)
例えば中部国際空港では、空港直営、Travelex、銀行が外貨両替を行っています。
そのなかでレートが安いのが、空港直営の外貨両替所が安いです!
フランス国内で両替できる場所
レート・手数料が安い順
- 市内の両替所
- ATM
- 空港
- 銀行
- ホテル
市内の両替所
有名どころと言えば、「Merson(メルソン)」です。
特徴は現金の両替であれば、手数料が無料!やばい!
もう一つおすすめが「CCO(セーセーオー)」です。
コチラもパリ市内にあり、現金の場合の手数料が無料です。
観光地やショッピング街の中心にあるので、すぐに立ち寄れます。
ATM
ATMでお金の両替をするのは、キャッシング機能付きのクレジットカード、もしくはデビッドカードが必要です。
引き出し手数料が安いカードを持っていれば、窓口で交換するより安くなることもあります。
しかし、フランスはこんな感じに▼に道にATMが設置してあることがほとんどです。
安全面を考えると、日本で両替を済ませておくか、空港で両替する方が良いです。
空港
空港も日本と同じで、手数料・レートは高めです。
日本で換金ができず、現地ですぐに現金が必要になれば空港での両替も良いと思いますが、安く済ませたい方には不向きな両替場所です。
銀行
現地の銀行も、両替レートはそこまで良くありません。
そして私なら、旅行中にわざわざ市内の銀行には行きたくいです。
時間がもったいなーーーい!のであまりメリットがありません。
ホテル
ホテルはフランスだけでなく、今まで行った国で両替したものを含めてみても、手数料が本当に高いです。
ホテルを仲介に挟んでいることもあり、プラスの手数料がかさんでいるため必然的に悪いレートになってしまいます。
ホテルでの両替は、必要な時だけにしましょう!
結果、日本での両替が良い
もちろん現地の両替所(MersonやCCO)では、日本よりレートが安いことも多いです。
しかし、私のようなまだパリジャンになりきれていない(え、笑)フランス旅行初心者の方は日本から両替をしていくのが安全です。
これだけおさえればOK
- 少額の両替は金券ショップ
- 高額の両替はネット注文
3.フランスユーロ両替の注意点
高額の現金は持ち歩かない
高額現金は持ち歩かないでください。
フランスはスリが多い。
特に、観光地の混み合う場所では注意が必要です。
日本人の感覚の「気をつける」では足りないです。なぜかというと、スリが多発している場所ではスリのプロが存在します。
被害に遭っている方は、『気が付かないうちに盗られていた』という方も多いです。
お店でお金を払っている客の財布の中身をみて、現金の有り無しでターゲットを狙うこともあるそう。
もし現金を多く持ち歩くのであれば、数か所かに分けて持ち歩きましょう。
しかし現金を多く持ち歩くことに、賛成できませんので避けれるのであれば避けたほうが安全です。
クレジットカードの『海外ロック』について知っておこう
クレジットカード会社によって、海外でのクレカ利用で『海外ロック』がかかることがあります。
セキュリティ上の安全策で、ロック解除を行っていないカードが海外で使われるとロックがかかる設定がされています。
ロックがかかる理由として、カードが盗まれて海外に持っていかれた可能性があるかもしれないから。
私は海外サイトで買い物をした際に、ロックが勝手にかかった経験もあります。
カードの種類によってロック解除が必要なので、旅行前はカード会社に電話して、ロックの有り無しの確認含めロック解除をしてもらうようにしましょう!
詳しくは【旅行でクレカを使う時に注意すること】で見てください(必死に記事作成しています、少々お待ちください)
コインは現地でしか手にはいらない
フランスで現金が必要になってくる場所が、コインランドリーやトイレくらいと書きました。
『コインが欲しい!』と思った方も多いと思いますが、日本の両替所ではコインは手に入りません。
日本の換金所で働いていると、フランスへ旅立つ方から『なるべくコインでほしい』とよく言われます。
お渡ししたいのは山々なんですが、日本にはそもそも外貨コインの出回りがないことから、どの通貨もコインのお渡しができません。
たまに余ったコインを持ち帰ってこられる方から、コインを買い取ることがあり、そのコインの在庫がある場合もあります。
偶然にも在庫があればお渡しができますが、そのようなコインの受け渡しを行っている両替所は私が勤めていたTravelexだけでした。
そして、旅行会社の添乗員さんもそろって『少額紙幣でください』と口にします。
その言葉の通りフランスでは、100ユーロなどの高額紙幣を受け取ってくれないお店も多いので、高額を両替する時はなるべく50ユーロ以下の紙幣でもらうようにお店の方にお願いしましょう。
現金は全て使い切ってください
現金は余らせず現地で使いきるようにしましょう。
両替所で働いていると帰国後に外貨→日本円に再両替をする方が多いですが、再両替をすることによって通貨の価値が目減りしてしまいます。
旅行前に両替をした外貨を、再度日本で日本円に戻した時に損をしてしまいます。
その理由を、例を出して説明していきます!
▼下記の画像は、私がおすすめする外貨宅配サービス【外貨両替ドルユーロ】の際サイトから最近の換金レートを持ってきました。
※レートは随時かわるので例としてみてください
引用元サイト:外貨両ドルユーロ
例では、わかりやすく端数を取って説明していきます。
画像のオレンジ「外貨を買う」が日本円→外貨にする時のレート<128円>
画像の緑「外貨を売る」が外貨ユーロ→日本円にする時のレート<121円>
たとえば、旅行出発前に100ユーロへ日本円から交換しました。
あなたが100ユーロをもらうのに、お店に払った金額は【€100×128円=12、800円】
そして、100ユーロは現地で使わず、日本に帰ってそのまま再両替をしたとします。
あなたが100ユーロから、日本円でもらえた金額は【€100×121円=12,100円】
払ったお金12,800円 戻ってきたお金12,100円
700円の損をしています。
ユーロだけではなく、どの通貨でもこのような現象が起きます。
最初に換えた額での金額が丸々戻ってくることはありません。
『700円なら』と思う方もいますが、金額が大きくなればなるほど、この金額は大きくなります。
そのため、再両替はかなり損をすることを覚えておきましょう!
交換した現金は、すべて現地で使ってくるように!
念には念を
ここまで現金の話をしてきましたが、少しだけクレカの注意点をひとつ。
スキミングには気をつけてください。
スキミングとは、クレジットカードの情報を盗み、偽造カードを作って不正利用する犯罪のことです。
このスキャミングの怖さは、カードを誰の手にも渡していないのに、スキミングをされてしまう可能性があるということです。
日本で使っているICカードのsuicaやtoicaを思い浮かべてください。地下鉄に乗るときに改札へかざしますよね?
そのような方法(かざすだけ)で情報を入手出来てしまうのが、スキミングの怖さです。
財布に入っているクレジットカードに間接的に機械をかざすだけで、情報が抜き取れてしまうんです。
私がとった対策としてはこんな感じ
- スキミング防止の財布購入
- 旅行中は鞄を持ち歩かず、財布を胸ポケットにしまう
スキミング防止の財布購入
私は普段からカードを使う派なので、こちらを選びました。
the RIDGE スマートフォンよりも薄い財布 です。旅行前に購入して、今でも愛用しています!
お札は数枚裏に挟めるし、小銭は小さい小銭入れに別で持っているので、高額を持ち歩いているようにはまず見えないです。
既存の財布を使う予定の方は、下記のようなLOE RFID 磁気 スキミング 防止カードケースがあるので、使ってみてください。
カードを入れておくだけで、スキミングを防止してくれます。
旅行中は鞄は持ち歩かず、財布を胸ポケットにしまう
スリやスキミングは、地下鉄や混雑している場所や店などで起こります。
- 鞄からなにかを盗られたりしないか
- 財布を守らなきゃ
など、旅行中に気を遣いたくなかったので、私は常に手ぶらで観光していました。
私が旅行に行った時は1月の真冬だったので、ダウンを着ていったのですが、ここですごく役立った品はユニクロのダウンです。
ダウンの種類にもよりますが、ユニクロのダウンは胸に内ポケットがついていて、しかもチャック付き。
そして両サイドのポケットにもチャックが付いているので、超安心して観光ができました!
地下鉄は込み合うことも多かったので、荷物をもっていなくて手軽で安全で良かったです。
まとめ
- 6日の滞在で現金は約4,000円で足りる
- フランスのお店9割でクレジットカードが使えます
- 現金が必要な場所は、コインランドリーと有料トイレ
- ユーロの両替は<日本の金券ショップ>が安くて安心
- 10万円以上の両替なら【外貨宅配ドルユーロ】がお得
- 旅行時の注意
・高額な現金は持ち歩かないようにする
・クレジットカードの「海外ロック解除」を忘れずに
・コインは現地しか手に入りません
・高額両替の時も、50ユーロ以下の紙幣をもらうようにする
・両替した現金はなるべく全て使い切る
ーEND-