現在は派遣で働きながら、留学や旅行情報をブログに記しています!
留学経験先→オーストラリア、ニュージーランド
- 海外でのアルバイト経験談が聞きたい!
- アルバイトで辛いこととかあった?
-
英語力はどれくらい必要?
そんな疑問を持った方へ向けた、”海外でのアルバイト体験談”を記事にしました!
私もワーホリに行く前は、心配でいろいろ調べたなあ、、、
私のオーストラリアでの経験談を聞いて、ぜひ自分のアルバイト生活に活かしてほしい!
私がアルバイトから、何を得たのか、何が辛かったのか、そんな感情をこの記事にぶつけました!!
読み終える頃には、あなたのワーホリへのビジョンも広がっていると思います!
目次
- オーストラリアでこんなバイトしました!
- 1-1. THE王道!日本食レストラン!
- 1-2. オーペアに挑戦!
- アルバイトで辛かったこと
- 2-1. 英語力のなさを痛感
- 2-2. 仕事の幅が格段に狭いこと
- 2-3. 学校との併用は体力勝負
- 2-4. 疎外感を感じた
- アルバイトをやって良かったと思ったこと
- 3-1. 新しいファミリーができた
- 3-2. 日常会話の確実な上達
- 3-3. 英語も大事だけどやっぱり人だな、と感じた
1.オーストラリアでこんなアルバイトをしました!
- 私の当時のレベル、状況 -
- 英語力:『日本に帰国してください。』(苦笑)というレベル
(考えながら英語を発することはできるが、すらすら言えるのは自己紹介くらい)
語学学校のクラスで行くと「pre-Intermediate」(中級以下) - 状態:語学学校3ヶ月目(全部で6カ月通ってます)
- なぜアルバイトをしようと思ったか:好奇心、挑戦心から。
私は、この程度のレベルでアルバイトを探し始めました。(我ながらアッパレ当たって砕けろですね。)
私がアルバイトを見つけた方法は、こちら【【オーストラリア留学でアルバイトの見つけ方】14個の求人サイトを紹介!】の記事で詳しく書いています!
-
【オーストラリア留学でアルバイトの見つけ方】14個の求人サイトを紹介!
こんにちは。元外資系企業勤務。 現在は派遣として働きながら、来年に再度留学を考えています。 留学経験先→オーストラリア、ニュージーランド オーストラリアでバイトがしたい! 具体的に探し方を教えてほしい ...
続きを見る
それでは、本題に入っていきましょう!
1-1. THE王道!日本食レストランでのアルバイト
私が初めて海外でアルバイトをしたのが、日本食レストラン。
オーストラリアにはたくさんの日本食レストランがあり、英語力が乏しくても結構簡単に見つけることができます!
1. 本当はやりたくなかった接客業!
実は接客業がやりたくはなかった。( ;∀;)
日本でもレストランや居酒屋で働いたこともなく、やるつもりは全くありませんでした!
でも実際オーストラリアに行ってみると、私の英語力では飲食業以外の職を見つけることが難しかったです。
バイトを探し始める前は、語学学校で英語の履歴書の作り方を教えてもらいネットでバイト探しをしていました。
応募の時は、英文履歴書を提出しましたが、日本人経営なので面接や連絡はすべて日本語で、私でも簡単に受かることができました。
2. 『ツナ』が聞き取れない!英語の接客!
面接は日本語、仕事説明も日本語、全てが日本に居るような状態でバイト生活がスタートしたのですが、お客さんが来ると一転!!!
すべて英語。。(海外だから当たり前です。笑)
私が勤めていたレストランは日本人のお客様はほとんど来なかったので、接客は完全英語でした!
店長にイチから、教えてもらい基本的に使う英語は全暗記しました。笑
そして、バイト2日目。
店長から、『基本日本になじみのメニューしかないから、大体何が欲しいかはわかると思うよ!』との助言をいただき、いざ接客です!
そして、事件が起きた。( ;∀;)
日本のメニューをお客さんが読み上げてくれて、聞き取るだけなのにまったく聞き取れない!!!!
お客様『チュナください。』
私『チュナ?ですか』
お客様『イエス!チュナ』
私『??????(私の脳内パニック状態なう)』
そして、お客さんと『チュナ』のやり取りを4回ほど行い。ギブ!
私『店長。あの方の注文が聞き取れません。』
お客様『チュナ、プリーズ!』
私『(やばい、笑ってはいけない。しかしチュナとは何ぞや。w)』
店長『one tuna roll, right?』私『(チュナロール。。。てなに)』
店長『ツナの寿司が欲しいって、お客さん言っていたよ~』
私『ツナだと~!!!!!!!!』
【日本語】TUNA ツナ → 【英語】TUNA ○チュナ
英語だけにビビっていた私が、まさか日本のメニューを聞き取ることができないなんて思ってもみなかった。爆笑
日本では当たり前に発音している『ツナ』だけど、英語になると『チュナ(カタカナで書くより、数レベル上の英語発音です)』←ありえないくらいのネイティブ発音で言われるたことにより、本当に聞き取ることができなかった(響きで“ツナ”だな、と察することもできないくらい、謎のワードに聞こえました)
これは、私にとって衝撃的な出来事。
もちろん、他にも英語で困ることは数えきれないくらいありましたが、何とか周りの助けとお客様の心優しい対応に救われました!
語学学校では、ほとんど触れることができないネイティブイングリッシュの会話スピードと発音には、泣きべそをかきながらも驚きを隠せませんでした。
3. 日本食の賄(まかない)は最高すぎました。
オーストラリアに行くと日本食レストランやアジアンスーパーで日本の食材や材料を買うことはできるけど、日本と比べて値段が数倍高い。
必然的に、毎日日本食を食べることが難しい。
しかし、日本食レストランでアルバイトをすると、必ずと言って良いほど『賄(まかない)』が付いてきます!
それも日本食レストランなので、本当のおいしい日本料理が食べられます!
これは、日本食レストランでアルバイトをする大きなメリットかなって思います。
出勤日には、新鮮なお寿司や、刺身がもらえたり、煮物、どんぶりものが、無料で食べられるので、食費を抑えられるし、おいしいものが食べれて最高でした!
4. 働いた期間は3ヶ月
私が日本食レストランで働いたのは、およそ3ヶ月程度。
日本で3ヶ月と聞くとかなり短いですが、オーストラリアはワーキングホリデーで来ている日本人が多いので、短期でアルバイターの入れ替わりが多いです。
最初にも書いた通り、私は接客が好きではないのと、次の仕事の繋ぎとして働かせていただいていたので、3ヶ月で終了にしました!
でもこの3ヶ月間は、日本で過ごす3ヶ月より確実に成長が大きかったと思っています。
覚えなきゃならないことが3ヶ月の間に数倍に増え、行動に移しながらこなしていく。
そんなバタバタした3ヶ月ですが、充実していたせいか、とても長く感じました。
1-2. オーペアに挑戦!
5カ月間シドニーの中心街で過ごして、学校の卒業も近づき、次のアルバイト先を求人サイトで探していました!
接客業以外を探す予定で日々求人サイトとにらめっこしていましたが、やっぱりオーストラリアで探せる職業となると、
- 日本食レストラン
- ツアーガイド、ホテルなどの観光業
- カフェ
- ネイリスト
- 美容師、スタイリスト
- マッサージスタッフ
- キャバクラ
など、ほとんどの募集が接客になります。
清掃やファームのお仕事もあるけど、『やりたくない。。。』←わがまま
1. ついに見つけた!接客業以外の仕事!
求人サイトGumtreeを見ている時に、オーペアの仕事に目がいきました。
条件は、
- 住み込み
- 食事、アコモデーション無料
- 家の清掃
- 週$230支給。(副業可能)
小学生の女の子を学校から出迎えて、両親が帰ってくるまで一緒に過ごしたり、おやつを作ってあげたり!
そんな感じの簡単なお仕事です!
私は、初めの6カ月はシドニーに住んでいたのですが、募集しているお宅があるのがブリスベンでした。
ほかの地域にも行ってみたかったのもあり、良い機会だと思い引っ越すことに決めました!
面接という面接はなく、電話で少し概要を話したくらい。
前任の方も日本人だったので、日本人であればOK!という感じでした(^^)
ご家族の声だけ聞いて、少し不安でしたが、行ってしまえばどうにかなるだろう精神でポン!とブリスベンに移り住みました!
2. インド人の豪邸宅に住む
ブリスベンの中心街から30分ほど離れた場所にお宅があり、初対面!
前任の方はすでに帰国されていたらしく、ご家族だけで出迎えてくれました。
な、な、なんと!インド人の家族でした!
はじめは驚きました。
人生で初めてインドの方と話したし、一緒に住むなんてなんてこった!と思いましたが、両親も英語ペラペラ、子供はオーストラリアで生まれ育っているので英語ネイティブ!
私にとっては良い環境でした!
がしかし、『家がでっっっっっっかい!!ごっつい!超豪邸宅!』
市街地に住んでるとは言え、家の中に螺旋階段があり、シアタールームやバーもありました!
でかすぎる、、、金持ちすぎる、、、、と驚きながらも仕事スタート
仕事で一番大変あのが、やはり掃除。
普通の家を掃除するわけじゃないので、体力ありき!まさに花男のお手伝いさん状態(『司ぼっちゃまが住んでそう。』花男世代にはわかる豪邸感。。。)
しかし、基本日中は家族は仕事にでていて、子供も学校なので、一人でのびのびと仕事ができて楽しかったです!
大音量で音楽流しながら、大豪邸でお仕事するのもなかなか悪くなかった!(^^♪
皆さん疑問に思うかもしれませんが、毎日のご飯は基本カレー。インド人なんでね
(インドでも、南部に住んでる人はカレーを毎日食べるらしい)
『日本でも毎日寿司は食べないわ。』と当時は思っていました!
自分の部屋も一人部屋で、めっちゃ広くて壁全体が鏡張りでダンスレッスンできるようなお部屋。
当時の心境 → 『いや、使われ者なのに、この部屋は申し訳なさすぎる。。。』て感じです。
3. 生意気な子供の世話
ご家族には高校生の男の子、小学生の女の子が一人いました。
私が主にお世話をしていたのが、小学生の女の子です。
彼女がまたわがまま!で生意気!
でも、私が一番うれしかったのは、彼女が人見知りを一切しない性格でどんな時も話しかけてくれたこと。
いろんな要望はしてくるけど、化粧品触らせてあげたり、日本から持ってきた文房具にすごく興味持ったり、勉強以外の暇なときは大体私の部屋に入り、いろんなものを探ってきました!
良いお年頃なので、『マニュキア塗らせて~』と足にマニュキアを塗ってくれたり笑
数カ月経った頃には、生意気だけどカワイイ妹のような存在になっていました!
幼児や赤ちゃんを見るわけではないので、他のオーペアのお仕事よりは断然楽だったと思います!
インドの文化で髪を縛る際にあまり顔全体を見せるような髪型がダメみたいで、私が髪の毛を二つに編み込んであげたら、お母さんからNGがでて超しょげてました。可愛すぎる。。。笑
他にも、お母さんが仕事から帰ってくる間に、大体は私の部屋で遊んでいるのですが、お母さんが帰ってくると、ダ――――っ!!!と自分の部屋に帰って、『勉強をしてました~』という雰囲気をかもち出します。可愛すぎる。。。笑
4. 新たな発見と出会い
6カ月間オーペアの仕事をして、かなり変化がありました!
- 日常英会話が抵抗なく話せるようになっていたこと
- インド料理が大好きになっていたこと
- そして、インドファミリーと本当のファミリー同然になっていたこと
インドのお宅を去る時に、私は母とオーストラリア旅行をすることになっていて旅行の中盤で母と一緒にインド家族のところに招待してもらいました。
一緒にディナーをして、みんなで盛り上がったり~めっちゃ楽しかったです!
私が驚いたのは、インドのパパが、私が旅行に行く時に空港まで送ってくれたことと、私と母が止まるホテルまで送ってくれたことでした。
その家族のもとで働き始めた当初は、『たぶん信用されていないな、』と思う振る舞いが、インドの両親から多く、少し傷つくような発言があることもしばしば。
しかし、空港に送ってくれた時に車の中でパパから
『あなたが最後のオーペアさんで本当に良かった!家族全員がみんなあなたと離れるのを寂しいと思ってる。本当にありがとうね!いつでも遊びにきてね!旅行楽しんで!』
と言ってくれたのです。
使用人を車で送るなんて、無駄が大嫌いなあのパパだったらあり得ないこと。
そしてパパの口からあんな言葉が聞けるなんて、本当にびっくりして、涙がでました。
今では、小学生だった女の子も大きくなり、SNSでたまに連絡を取ります!
いつかまた会いたい!と思える第二の家族になっていました!
そして、今ではインド料理にドはまりしていて、日本食は一切料理しないのに、インドの個性的な料理はどんな手間をかけても作りますWWW
こんなかけがえのない思い出や家族になるなんて、仕事を始めた頃は思いもしなかったです!
本当に素晴らしい体験をしました。
2.アルバイトで辛かったこと
私のオーストラリアでのアルバイト体験の話をしてきました。
その中で『辛かったなあ』『これはしんどかったな』と思うことを書いていきます!
2-1. 英語力のなさを痛感
これはだれもが通る道。
語学学校では支障なくても、ネイティブイングリッシュはまた別もの!!!
早い!発音でらいい!早い!の三拍子!笑
最初は辛いですが、やっぱり人間は進化するもので、慣れてきます!
この辛さを乗り越えた後に、『英会話の分厚い壁が一枚取れたぞ!』と確信します!
2-2. 仕事の幅が格段に狭いこと
やはり探すなら接客業中心になってしまいます。
私みたいに英語ができないのに『接客がしたくない!!!』という方は、なかなか(たまにあるかもしれないけど)仕事が見つかりません。
生活の為に、好きでない仕事をしなくてはならない時があるのも、”海外アルバイト生活”の辛さかなって思います!
2-3. 学校との併用は体力勝負
語学学校とアルバイトの併用は思ってるより、辛いっす。。。
私の場合、すべての脳みそを語学学校で使っていたため、授業が終わる2時、3時ごろには食後の後の眠気とは違う、『脳みそ使いすぎてもう限界~』という眠気が毎日きていました。笑
そのくらい英語を一日話すと脳が使われるので、その後のアルバイトはもう眠さと気合の戦いでした。
語学学校の友達も『いつもなら夜中まで起きてられるのに、学校に通い始めてから、帰ったらすぐ寝ずにはいられないくらい眠い。』と言っていました(かなり同感。)
そのくらい脳が朝からフル回転していると、学校後のアルバイトはかなりの体力勝負になってきます。
2-4. 疎外感を感じた
これは、オーペアの仕事をしている時に感じたことでした。
初めの頃は、本当の家族でない人と食事をとるのも抵抗があり、どこかで家族でない自分だけ置いて行かれている感がありました。
私の友達は接客のバイトでもその疎外感を感じたこともあるそうです。
やはり、働いているのは母国ではなく他国。
ちょっとした相手の発言や行動で、疎外感を感じることもあったそうです。
3.アルバイトをやって良かったこと
アルバイトをやって辛いことももちろん多い。
でも、海外でアルバイトをやったからこそ感じられる良かったこともあります!
3-1. 新しいファミリーができた
オーペアをやったことにより、オーストラリアに第二の家族ができました!
必ずまた会いたい!と思える人たちに出会えたことは、最高の宝だと思っています。
3-2. 日常英会話は確実に上達した
ワーホリに行って一番嬉しい成果です!
正直オーストラリアは、英語が喋れなくても暮らせていける国です。
英語が喋れなくても、生活は成り立つし、大きな困りごとはないです(だから英語の上達がなく帰ってくる人も多い)
なので、学校以外にも英語環境に飛び込んで生活をしていた自分に誇りが持てます!
3-3. 英語も大事だけど、やっぱり人だな、と感じた
アルバイトを通していろいろな方と関わる中で、英語が喋れない自分でも優しく接してくれる方が本当に多かったです。
入れ替わりの激しいオーストラリアのバイト先の店長や同僚。
英語が伝わらなくても、優しくわかるまで教えてくれたお客さん。
オーペア先のインド家族、子供たちも言葉がたまに通じなくても一人の人間として接してくれて本当に嬉しかったです。
語学はもちろん大切。
しかし、人の気持ちになって行動できる人って本当にすごいなって思いました。
私の人生にとって、良いことを学んだなあと思っています!
留学に行くと、日本に居るときより格段に出会いが増えます!
語学学校の友達が人生の一生の友達になったり、第二の母国と呼べる国ができたり(^^♪
人それぞれ学ぶことは違うし、学んだことに大きい小さいもないと思っています。
しかし、留学やワーホリ中にもし働ける時間があるなら、アルバイトは絶対経験したほうが良いです!!
―END-